いも(サツマイモ)の根っこ?
ばーちゃんの家の畑でサツマイモを収穫してた時の話。
今更説明するまでもないが、サツマイモは根が肥大化したもの。
掘り起こしたサツマイモの中に太りきれなかったものもあるので、ばーちゃんと私は食べれない(厳密には食べるにはイマイチ)芋は畑の隅に捨てていた。
その時、ばーちゃんが言ってたのは、戦後の直後は街からそんな捨てるようなサツマイモでさえ、汽車に乗って買いに来る人が沢山いたそうだ。
今考えるとわずかな期間ではあったらしいが、日本は過去にそれくらい貧しい時期があった訳である。
近年は廃棄される食品ロスが問題となってはいるが、人は喉元を過ぎると熱さを忘れるもの。
しかし、それを逆に考えると、環境に適応する(しないと生きれない)とも言える。
食べ物もそうだが、仕事や生き方も進化してる訳だから、環境適応能力は常に求められるはずだ。
食糧難は物理的に空腹になるのでわかりやすいが、仕事や生き方の変化は気が付きにくい。